子どもの歩数：１日平均は１万４４５歩 公立学校の１万６０００人調査、都教育庁「想定より３０００歩少ない」 ／東京

毎日jp様
------------------------------------------------
◇公立学校の１万６０００人、歩数計２週間持たせ調査

子どもたちは１日にどのくらい歩いているのか－－。

都教育庁が、公立学校に通う子ども約１万６０００人に

歩数計を２週間持たせ、１日の歩数を初めて調査したところ、

平均１万４４５歩だったことがわかった。

同庁の担当者は「想定していたよりも３０００歩少なかった。

今後も定期的に調査して健康づくり対策に生かしたい」と話している。

１１年９～１０月に調査。平均歩数は

▽小学生１万１３８２歩▽中学生９０６０歩

▽高校生８２２６歩だった。

小学生の１日の平均歩数は、

男子が約１万２２００～１万２９００歩、

女子が約９１００～１万８００歩だった。

８０年代には男子が約１万８０００～２万１０００歩、

女子が約１万４０００～１万７０００歩だったといい、

それぞれ数千歩少なかった。

休日より平日の方が歩数が多いことや、

平日の歩数の多少には放課後の活動が

大きく影響していることも判明した。

１１年春の５０メートル走やボール投げなど

体力・運動能力検査の結果と照らし合わせたところ、

小中学生は運動能力が高い子ほど

平均歩数が多い傾向にあった。

高校生は男子が８３００～８４００歩、

女子が７９００～８３００歩だった。

これは厚生労働省が０９年に調査した成人の歩数

（男性約７２００歩、女性約６４００歩）に近かった。【柳澤一男】
------------------------------------------------