未婚も保育料控除 沼津市、独自に「みなし適用」へ


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未婚の親が保育料の軽減適用外になっていることを受け、
沼津市がみなし適用の導入に向け調整していることが
28日、分かった。
同じシングルマザーながら結婚歴の有無で生じていた
負担額の差を解消するための独自措置で、
県内では極めて珍しい。
市議会2月定例会で、山下富美子氏(未来の風)の
一般質問に、鈴木敬人市社会福祉事務所長が
「実施に向け検討していく」と答えた。
導入時期などは今後調整する。
 所得税法では寡婦(結婚相手と死別か離婚した人)を
控除対象とすると明記され、未婚の親はもともと対象外。
同市内に157ある未婚世帯のうち、
生活保護などを除く母子家庭9世帯が最多で
月額4万7千円ずつ保育料を支払っている。
みなし適用した場合の軽減総額は43万円。
控除額は個々に異なる。
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