保育料を一律10%減額 岩手町、子育て支援強化


岩手日報
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岩手町は今月から、町内の保育料を
一律10%減額するなど子育て支援を強化する。
「10%減額」は2008年度、10年度に続き3回目で、
国が示す徴収基準額より48・7%安くなる計算。
少子化が進む中、町は子育てしやすい町づくりを
重要施策に位置付けており、
保護者からも歓迎の声が上がっている。

町は本年度、町内の保育所を利用する園児を約300人と想定。
「10%減額」による収入減を960万円と見込み、
減額分は保護者の代わりに町が負担する。

町民課によると、県内市町村は国が定める
保育料の目安となる徴収基準額より
独自に保育料を減額・免除しているが、
同町の減額割合は県内でも上位になるとみられる。

このほか、第4子以降の保育料を無料化。
これまで3人の園児が同時に入所していた場合に
第3子の保育料を免除していたが、対象を拡大する。

要望が多かった町外園児の一時保育も実施する。
これまでは町内在住者が対象だったが、
里帰り出産などで町外から来た家族の園児も受け入れる。
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