保育事業に初の融資=待機児童解消を支援-政投銀

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日本政策投資銀行が保育事業に対する
初の融資を実施したことが3日、明らかになった。
認可保育所に入所できない
「待機児童」問題が深刻になる中、
施設の開設を金融面で後押しし、
問題の解消につなげたい考え。
3月末に神奈川県の運営大手に5000万円を融資。
今後、保育事業への本格的な資金支援に乗り出す。

政投銀が支援したのは「サクセスアカデミー」(同県藤沢市)。
首都圏と関西、中部地方を中心に認可保育所などを
約60カ所、企業や病院内の受託保育施設を約140カ所運営する。
今年度は認可保育所7施設を新設する計画で、
政投銀からの借り入れを準備資金などに充てた。

政投銀は「勤労世代の子育て環境の改善は
日本経済の持続的成長に結び付く」と判断。
サクセスアカデミーに対し、企業の国際競争力強化などを目的とした
融資制度を用い、優遇金利で融資を実行した。
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