防災教育へ子どもの「絆協定」 陸前高田と名古屋が締結へ


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名古屋市と岩手県陸前高田市の教育委員会は
27日、東日本大震災の復興支援を通じて始まった
子ども同士の交流を将来にわたり深める
「絆協定」を結ぶと発表した。
5月2日に陸前高田市役所で締結式を開く。

27日に名古屋市役所で記者会見した
同市教委の三林久美委員長は
「交流を一過性のものにせず、
防災教育に生かしたい」と強調した。

名古屋市は震災直後から
陸前高田市に職員を長期派遣し、
行政機能回復を支援。
昨年、市民から約2千万円の寄付を集めて
陸前高田の中学生ら約280人を招待し、
両市の中学生同士で防災に関する
勉強会を開いたことなどをきっかけに、
協定を検討していた。
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