かわいい子には旅を 保育ランド「おあふ」プロジェクト


大阪日日新聞
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「見守る保育」を実践している保育ランド「おあふ」
(大阪市福島区福島4丁目、延命寺昭典園長)は
「かわいい子には旅をさせろ!」プロジェクトを立ち上げた。
農業体験、ものづくり体験、自然アウトドアの冒険型など
既存の遠足にはない自主、自立(律)の保育の実践の一環だ。

目先の「できた」「できない」で一喜一憂することなく、
園児に真の「『箱庭教育』、ホンモノの体験を通して
“生きる力”を身につけさせたい」と同プロジェクトを始動。
生きる力とは「自己肯定感」「コミュニケーション能力」
「主体性」「問題解決能力」「表現力」の5点。

「おはなみ」(大阪城公園)「青空給食」(下福島公園)
「田植え」(未定)「からだの遠足」(天王寺動物園)
「忍者体験」(甲賀の里忍術村)「工場見学」(イシイ食品)
「漁業体験」(伊根町)など農業・ものづくりなどの
体験や自然アウトドアの冒険型まで、
魅力あるプログラムとなっている。

園長の延命寺さんは「学級崩壊、引きこもり、
一緒に食事ができないなど現代の子どもたちに起きている問題は
コミュニケーション能力の低下にある。
『子ども集団』の中で自分を見つけ自分を表現し、
主体性を培う生きる力をつけてもらいたい」と話している。

5月19、20の両日、親子宿泊の旅を実施し、
外部からの参加者も募っている。
問い合わせは電話06(6443)0644、おあふへ。
ホームページアドレスは次の通り。http://hoikuland.com/
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