2人・2社決まる 県イクメン大賞とサポート大賞


徳島新聞Web
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徳島県は24日、男性が育児参加しやすい
社会づくりを促進するため創設した
「とくしまイクメン大賞」「イクメンサポート大賞」の受賞者・企業と
「イクメン川柳優秀賞」の作品を発表した。
両大賞の表彰式は、5月3日に徳島市のアスティとくしまで開かれる
次世代育成イベント「おぎゃっと21」で行われる。

育児に取り組むイクメン大賞には12件の応募があり、
工藤隆治さん(46)=歯科医師、
徳島市=と、吉岡庄司さん(33)=薬剤師、
同=の2人が選ばれた。
工藤さんは三つ子の1歳男児の入浴や
おむつの交換などを積極的に行った。
吉岡さんは日曜日の午前中は妻に自由に過ごしてもらおうと、
7歳と5歳の子どもを連れて遊びに出掛けている。

男性社員の育児支援を行う企業を表彰する
イクメンサポート大賞は、
大塚製薬と徳島市の測量会社・松本コンサルタントの2社。
大塚製薬は同市の工場敷地内に事業所内保育園を開設したほか、
工場に勤務する男性社員10人が2011年度に育児休業を取得。
松本コンサルタントは11年に男性社員5人が
育児休業を取得したのに加え、
取得しやすい雰囲気づくりに努めた。
同大賞には5件の応募があった。

イクメン川柳には116句の応募があり、
優秀賞に「パパと寝る その言葉こそ あったかい」
「えほん読み 寝かせるつもりが パパが寝る」
「イクメンを すれば身にしむ 母思い」
「肩書きは『イクメン』とします 育休中」
「孫三つ子 育児手足りず 爺(じい)育児」の5作品が選ばれた。
「おぎゃっと21」の来場者に投票してもらい、
この5作品の中から大賞を選ぶ。
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