告訴状:「保育士が体罰」 男児と保護者、傷害容疑で警察署に提出 /秋田


毎日jp
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県央部の認可保育所で担任だった保育士から
体罰を受けたとして、男児(3)とその保護者が
18日、所管の警察署に、傷害容疑で
元担任保育士に対する告訴状を提出した。

告訴状などによると、
元担任保育士は10年4月、男児の首や肩などに、
手で押さえつけたような複数のあざができるような
行き過ぎた保育行為をした。
同5月下旬ごろには男児をトイレに閉じ込め、
パニックになり泣き叫ぶ男児を放置し、
男児は頭を便器などにぶつけた。
元担任保育士は主任の保育士らに事情を報告せず、
母親には「遊んでいてぶつけた」とうその報告をした。

男児は極度のかんしゃくや
排便・睡眠障害などを起こすようになり、
通院して薬を服用している。
男児は08年10月から11年7月まで同保育所に通所。
10年4月から1年間、元担任保育士のクラスに在籍した。

男児の母親や同僚だった別の保育士らによると、
元担任保育士は男児の他にも
複数の園児を部屋に閉じ込めたままにしたり、
嫌いな食べ物をむりやり食べさせるなどしたという。
別の女児(3)の母親も、
この元担任保育士から女児が体罰を受けたとして
近く同容疑で告訴する方針。

元担任保育士は10年4月から
同保育所で働き始めたが、11年6月に退職している。

男児の母親は「虐待されるために子どもを預けたのではない。
きちんと虐待を認めてほしい」と話している。

男児の保護者は11年11月、
裁判所に民事調停を申し立てたが不成立に終わった。【田原翔一】
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