福島 幼稚園に屋内砂場完成


NHK NEWS WEB
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原発事故による放射線の影響への不安から
外での遊びを控えている福島県郡山市の幼稚園に
屋内の砂場が完成し、
子どもたちが久しぶりに砂遊びを楽しみました。

屋内の砂場を作ったは郡山市の「たから幼稚園」です。
原発事故以降、外での遊びを控えていたため、
保護者から要望があったということです。
砂場は、縦4メートル、横3メートルの広さで、
砂は海外から輸入したものを使っています。
子どもたちは、シャベルで穴を掘ったり
バケツに砂を詰めたりして久しぶりの砂遊びを楽しんでいました。
保護者の1人は「もう1年以上、砂場で遊んでいないので、
子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿を見るとうれしいです」
と話していました。
この幼稚園では、これまでに2回、敷地内の表面の土を削り、
地表から50センチの高さでの放射線量は
0.3マイクロシーベルトと事故当時の4分の1にまで
下がったということで、今後、屋外での遊びを
再開するかどうか判断することにしています。
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