丸亀でまた給食に異物混入/栗熊保育所


SHIKOKU NEWS
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丸亀市は19日、香川県丸亀市綾歌町の
栗熊保育所(佐藤くみ枝所長)で、
同日の給食で出されたご飯にアルミ片(約2ミリ)2個が
混入しているのが見つかったと発表した。
ご飯を食べた園児らにけがはなかった。

保育所を所管する市子育て支援課によると、
異物が混入していたご飯は、市内のスーパーで購入した
無洗米3キロを園舎内の調理室で炊飯したもの。
園児や職員計70人分をつぎ分けたあとに
炊飯器に残っていたご飯の中から1個、
職員につぎ分けたご飯から1個が見つかった。

見つかったアルミ片は調理器具などに
よく使われている合金とみられる。
異物発見後、保育所職員らが炊飯器などを確認したが、
破損や削れはなかったという。

同市では、9日に郡家小学校の給食に
鉄製ネジ1本が混入していた事故が起きたばかり。
市教委では事故後、金属片などの異物混入があった場合、
給食を中止する方針を決めていたが、
同課や保育所には伝わっていなかった。

同日夜会見した宮川明弘副市長は、
「異物混入が発生した場合、
給食を中断するよう決めた矢先の事故。
学校給食と連動した全庁的な
危機管理ができていなかった」と謝罪した。
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