待機児童、一時的に解消


タウンニュース
------------------------------------------------
保土ケ谷区内に4月から
新たに3つの認可保育所が開園した。
新規開園が2園、既存の園を拡大する形で
認可保育所となったのが1園。
また、横浜市が独自の基準で設置する
認可外保育所「横浜保育室」も新たに1園開園した。

この程開園したのは「えぶちにしや園」(西谷町)
「森のルーナ」(常盤台)「プチアンジュ保育園」(今井町)の3園。
「プチアンジュ保育園」は既存の園を移転し、
定員を28人から90人に拡大する形をとり、
他2園は新たに開園する。

「森のルーナ」は、横浜国立大学の敷地内に設置。
大学の敷地内に保育所が設けられるのは、
港北区の慶応義塾大学に続き、市内では2カ所目。
保育士養成課程などを持たない大学に設置されるのは、
全国でも珍しい例だという。

また、国の基準とは別に、
横浜市が独自の基準で認定している
「横浜保育室」として「星川もえぎ保育園」(川辺町)が
区内では5園目として開園した。

今回の開園で入所の定員枠は182人増加。
区の待機児童数は昨年4月時点で34人。
区の担当者によるとこの分の待機児童は
解消されたものの「近くに開園するなら入所したい」という声や
「入所できるようであれば共働きを考えている」
といった声も既に出てきているという。

これに対し、市や区では、家庭保育福祉員らが、
自宅などで少人数の保育を請け負う
「家庭的保育室」の設置や、
保育所に関する相談を専門とするスタッフ
(保育コンシェルジュ)の配置など、
引き続き対策を続けていく。 
------------------------------------------------