家庭的保育を拡充


タウンニュース
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待機児童対策の一環で市は今年度より、
保育士資格を持つ保育ママが
乳幼児を預かる家庭的保育事業を、
矢部新町と宮下本町の区内2カ所と
緑区西橋本1カ所で新たに実施する。

対象は、認可保育所の入所申込を行い、
入所保留となった市内在住の
生後8週〜2012年度中に3歳になる児童。
定員は1カ所3人。
同事業は、昨年度より導入しており、
これで市内5カ所となる。

同事業はこれまで、
保育ママの自宅で実施することが前提だったが、
「自宅以外の場所で行いたい」というニーズから、範囲を拡大。
いずれも自宅以外の施設での実施となる。
矢部新町では、財務省所有の国家公務員宿舎
「上矢部住宅」1戸を活用。
同住宅で暮らす保育ママの意向を受け、国と市が調整した。
同宿舎での実施は県内初の試みとなった
(同時期に川崎市でも実施)。
宮下本町では里親などで実績のある教会の空きスペースを活用、
緑区西橋本は保育ママをサポートする
家庭的保育補助員の自宅で行う。

保育ママを指導する支援委員も設置した。
事業先を巡回し、保護者らの相談に応える。
各事業先の連携保育園も定め、
保育園のグラウンド利用等も可能にする。
区内の申込みは、中央こども家庭相談課
【電話】042・769・9267
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