不審な声掛けやわいせつ行為の被害は317件で、
前年同期の約2.5倍に上ったことが、県警のまとめで分かった。
県警は通学路の確認など防犯を徹底するよう注意を呼び掛けている。
県警によると、被害のうち、声掛けは54件(25件増)、
つきまとい12件(10件増)、痴漢や盗撮、
公然わいせつなどが251件(156件増)だった。
被害者の年齢別の内訳は13歳未満が65件、
13歳以上20歳未満129件、成人女性123件だった。
発生場所は路上が203件で最も多く、
店舗内39件、マンション敷地内23件と続いた。
今月に入ってからも同様の被害は相次ぎ、
仙台市内では20、22の両日にそれぞれ通行人の女性が
胸を触られる事案が発生し、
男が県迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された。
県警生活安全企画課は「暖かくなり、
子どもや女性を狙った犯罪の増加が懸念される。
複数で行動するなど被害に遭わないよう気を付けてほしい」としている。
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