茂原市:節電スタート 緑のカーテン作り、市役所で園児らゴーヤの種まき /千葉


毎日jp
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原発の運転停止が続き、夏の電力不足が懸念されるなか、
茂原市では早くも節電に向けた取り組みが17日スタートした。
期間は10月31日まで。
市役所本庁舎の冷房設定温度を29度、
照明の間引き点灯、週2日間のノー残業デーなど、
市民サービスに影響を与えない範囲で節電に取り組む。

この日は市役所玄関前にゴーヤによる
緑のカーテン作りが行われ、
プランターに保育所の園児たち約20人と
職員らがゴーヤの種をまいた。
6月中旬にはツルが伸びて高さ約5メートル、
幅約10メートルのネットに絡みついた日よけになるという。
同種の緑のカーテンを保育所や、小中学校、公共施設のほか、
一般家庭にも普及させる計画という。

市は昨年夏(7〜9月)の節電で公共施設全体で
消費電力量を16%減に抑えたが、
目標の20%には届かなかった。
それだけに、市の担当者は「国の節電指示を待たずに先行実施。
電力料金の値上げもあり、昨年並みの削減量を
達成できるよう意識を高めたい」と話している。【吉村建二】
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