南極の氷で乾杯

朝日新聞様
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４月に帰国した南極観測船「しらせ」が持ち帰った氷を

子どもたちに体感してもらう催しが２９日、

ＪＲ秋田駅前「アルヴェ」内の自然科学学習館であった。

約３０人の親子連れが訪れ、

２万年前にできた南極の氷にミネラルウオーターを注いで乾杯した。

氷の入ったコップに水を注ぐと、

「パチパチ」と氷の中の空気がはじける音がし、

参加者は耳を近づけて興味深そうに聴いていた。

氷の塊も展示され、子どもたちは「つめたーい」と

笑顔を見せながら触っていた。

市内から来た男児（９）は

「氷はタイムスリップしたような味がした。

将来、南極にいってみたい」と話していた。

このほか、南極にまつわるクイズ大会や、

秋田大の井上正鉄教授が

南極調査の体験を話すコーナーもあった。
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