下松の乳児傷害致死:「育児難しいとは」 被告が反省文−−裁判員裁判 /山口


毎日jp
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生後76日の長女を殴って死なせたとして
傷害致死の罪に問われている下松市末武中、
運転代行業、被告(24)の裁判員裁判が
9日、山口地裁(長倉哲夫裁判長)であり、
被告は「育児がこんなに難しいとは
思わなかった」などと反省文を読み上げた。

昼の休廷後、被告は反省文を手に
「中途半端な気持ちで子供を育てると言ったことは
後悔している」と述べ、「育児がこんなに
難しいとは思わなかった」と続けた。

一方、事件当時の行動については
「(長女を)狙って殴ったのでない。
振り向きざまに(手が)当たった」
「振り向く時から殴ろうと思っていた」などと
矛盾する発言をした。

起訴状などによると、被告は11年9月3日、
自宅で血縁関係のない長女麻実ちゃんの頭を
右手で1回殴り、頭の骨を折るなどのけがを負わせ、
死亡させたとしている。【井川加菜美】
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