子ども餓死 柏市“認識や連携不十分”


NHK NEWS WEB
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千葉県柏市で去年5月、当時2歳10か月の長男が、
十分な食事を与えられずに餓死した事件で、
柏市はそれまでの対応を検証し、
危機認識や関係機関との連携が不十分だったとする
報告をまとめました。

柏市では去年5月、当時2歳10か月の長男が、
十分な食事を与えられずに餓死し、
その後、両親が逮捕・起訴されて
保護責任者遺棄致死などの罪に問われ、
5月24日、母親が懲役7年の判決を言い渡されました。
この事件を受けて柏市は、
外部の専門家を交えた検証会議を設けて
市の対応に問題点はなかったか調査を進め、
このほど報告書をまとめました。
報告書では市の対応について、
父親が拒んだために児童との面会ができず、
子どもの安全が2年以上確認できていなかったにもかかわらず
的確な対応ができなかったとして、
「虐待に対する危機認識が不十分だった」と指摘しています。
また、過去の虐待に関する情報を警察と共有しなかったなど、
関係機関との連携も不十分だったとしています。
そのうえで、親が児童との面会を拒んだ場合は、
児童相談所や警察に協力を求めるなど、
状況に応じて関係機関との連携を
これまで以上に図るとしています。
柏市児童育成課は、
「二度とこのようなことが起きないように
虐待防止策に取り組んでいきたい」と話しています。
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