懲戒免職:保育士、職員互助組織から駐車料水増し詐取−−桜井市 /奈良


毎日jp
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桜井市は2日、福祉保健部第3保育所の
保育士(57)を、職員互助組織から
駐車料金をだまし取ったとして、
懲戒免職にしたと発表した。

同市によると、市内4カ所の市立保育所に
自動車通勤する職員が、
近隣の民間駐車場を借りる際に互助組織をつくり、
自分たちで駐車料金を積み立てていた。
西岡元主査は同部第2保育所勤務だった
11年4月から12年3月まで、互助組織に入っていた職員の
車延べ5台を知り合いの土地に止めさせ、
自ら互助組織の金を知り合いに支払っていた。
この時、本来月3000円の料金だったが、
組織には4200円と偽って金を引き出し、
差額計3万2400円をだまし取ったという。

同市は「領収袋の領収印は自分で用意して押し、
さらに発覚した後に袋を捨て、市の調べにもうそをついた。
悪質と言わざるを得ない」としている。

松井正剛市長は「だまし取った金に公金は含まれていないが、
公務員、保育士として許される行為でないため、
厳罰にした」とコメントした。【矢追健介】
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