6歳未満の子どもで初の脳死判定 15日に臓器摘出手術へ

FNNニュース
------------------------------------------------
富山県の病院で低酸素性脳症の男の子が、
6歳未満の子どもで初めて脳死と判定され、
臓器提供が行われることになった。
14日夜、日本臓器移植ネットワークは
「家族の悲痛な気持ち考えますと、言葉もございませんが、
このような状況の中で尊い決断をされたことに、
深く敬意を表します」と話した。
臓器を提供する6歳未満の男の子は、
富山大学付属病院で低酸素性脳症で治療を受けていたが、
14日午後2時すぎ、脳死判定を受けて死亡が確認された。
15日午前8時30分に臓器の摘出チームが病院に入り、
正午ごろから摘出手術を行う予定。
摘出された臓器だが、心臓と肝臓は、
それぞれ大阪大学付属病院と
東京の国立成育医療研究センターに運ばれ、
10歳未満の女の子に移植される予定。

2つの腎臓については、富山県立中央病院の
60代の女性に移植され、眼球については、
アイバンクを通じ、今後、提供先を見つけていくという。
すい臓と小腸については、
医学的な理由で移植が断念され、
肺についても、該当者がいなかったため
移植しないという。
6歳未満の子どもの脳死判定と臓器提供は、
今回が初めてのケースとなり、
男の子の両親は「このようなことを成しとげる
息子を誇りに思っています」とコメントしている。
------------------------------------------------
保育士新卒 新卒情報 保育士転職

コメント