県立大短大保育学科生が39回目


朝日新聞
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◆松江で30日「ほいくまつり」/ 園児と笑タイム◆

島根県立大短期大学部の保育学科1、2年の
全学生約100人が、園児に歌や劇を届ける「ほいくまつり」が
30日、松江市殿町の県民会館で開かれる。
準備に半年をかける、今年で39回目の催しで、
発達心理学や社会福祉学などの
講義の実践学習の場にもなっている。

1974年に始まり、例年、前年の11月ごろから準備をする。
昨年度は卒業生52人のうち50人が保育の現場へ、
2人も大学でさらに幼児教育などを学んでいる。
2005年度には、文部科学省の
「特色ある大学教育支援プログラム」にも選ばれた。

今年は「桃太郎」「ブレーメンの音楽隊」など5演目を披露する。
台本や衣装のほか、ステージに飽きた子どもが
楽しめるようロビーに置くヤマタノオロチの
段ボール箱のトンネルも手作りだ。
毎年子どもや保育関係者ら
約1500人が楽しんでいるという。

実行委員長で、まつりに参加したい思いで
鹿児島県・屋久島から進学した奈良井京香さん(20)は
「着ぐるみも歌も細部にこだわった。
心から喜んでもらえるよう満面の笑みで
子どもたちを出迎えたい」。
指導する福井一尊准教授(35)は
「全員で子どもたちのために全身全霊を尽くす、
舞台に立たない学生も保育現場で必ず体験を生かせる」
と話している。

午後2時半~4時半、無料。
問い合わせは福井准教授(0852・20・0253)へ。
(竹野内崇宏)
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