絵本作家と保育士がタッグ、乳児の親向け絵本読み聞かせ教室/三浦

カナロコ
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生後すぐから絵本に親しんでもらおうと、
乳児の親を対象にした読み聞かせ教室が25日、
三浦市三崎町六合の県三浦合同庁舎で開かれた。
絵本作家と保育士がタッグを組み、
約20組の親子に読み聞かせのこつを伝えた。

教室は市が本年度から実施し、
市内に住む絵本作家の平田昌広さん(42)、景さん(41)夫妻と
市子育て支援センターの保育士広瀬牧実さん(47)が講師を務めた。

広瀬さんは読み聞かせの時に子どもを膝の上で抱きかかえたり、
温かい声を聞かせることで「お母さんの体温を感じることができ、
子どもが安心する。一つの絵本を共有することで、
親子の一体感も生まれる」と説明。
言葉の意味が分からなくとも
「触れ合いや安心感を与えることが
心の成長につながる」と紹介した。

また、広瀬さんや平田さんは、
0歳から1歳児向けに選ぶ絵本について
「擬音が出てきたり、同じ言葉を繰り返すなど、
リズムのあるものを喜ぶと思う」とアドバイス。
実際に親子で読み聞かせを行った。

4カ月の長女と参加した女性(30)は
「絵本は好きだったが、
どんな本をいつから読んであげればいいのか
分からなかった。早速、毎日読んであげたい」と話していた。

平田さんは「ストーリーが理解できなくても、
子どもは言葉のリズムを楽しんだりする。
絵本は言葉を覚えたり、気持ちを育む始まりになる」と話した。 
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