
YOMIURI ONLINE様
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「ベビーカーが対向者をよけるのを見たことがありません」
というトピが物議をかもしています。
ツイッターでも大変盛り上がっているベビーカー問題。
子どもはいないけれど、子ども好きなトピ主様。
ベビーカーは「そこのけそこのけ」状態で、
すれ違うときに、なぜ横によけないのかという疑問です。
人をよける機動性なし
これはベビーカー経験者から、
人をよける機動性なし
これはベビーカー経験者から、
「そんなに機動性がよくないので、横移動は難しい」という
もっともな指摘が。そうか、人気の外国製でも
ベビーカーは横移動、ダメなんですね。
しかし、「子どもが先」「子ども優先で当たり前」という、
しかし、「子どもが先」「子ども優先で当たり前」という、
ちょっと失礼な親御さんも多いというレスもたくさんありました。
ツイッターでも、「混んでいる電車に
ベビーカーを折りたたまないで
乗り込むずうずうしい親ってどうなの?」
というツイートが多かったですね。
荷物と赤ちゃんは大違い
一方の親サイドにも事情がある。
荷物と赤ちゃんは大違い
一方の親サイドにも事情がある。
「子どもを抱っこひもで抱っこして
一日荷物を持って歩いたら、倒れそうになった」
というツイートもありました。
先輩ママに「ベビーカーは母親の
体力温存のためにあるんだよ」と助言されたとか。
私も子育て経験がないので、
私も子育て経験がないので、
まさに当事者にならないとわからないものだなと感心しました。
考えてみたら、私もパソコンと本、紙の資料の束を持って
一日外出していると、さすがに駅のホームなどで
下に置きたくなります。というか、置いちゃってます。
でも、赤ちゃんは地面に置くわけにも…ということで、
ベビーカーは必要なものなのですね。
"最恐"の存在はおじさん
以前、フランスに住んで小さな子どもを育てていた友人が、
"最恐"の存在はおじさん
以前、フランスに住んで小さな子どもを育てていた友人が、
日本に帰ってきて、こう嘆いていました。
「フランスではベビーカーを押していると、
「フランスではベビーカーを押していると、
自分でドアを開けたことがなかった。
日本では子連れで外出するとき、
人がぶつかってくるから、すごく怖い」
もちろん、日本だって、トピ主さまのように、
もちろん、日本だって、トピ主さまのように、
ちゃんと気を使ってくれている人もたくさんいます。
でも、成人男性、いわゆる「おじさん」の中には、
まったく気遣ってくれない人もいて、それが怖いのだそうです。
子育て経験が分かれ目
今の50歳以上の男性は、多分、子育ては
子育て経験が分かれ目
今の50歳以上の男性は、多分、子育ては
奥さん任せだったのだろうなあと想像してしまいます。
子育て経験がないと、子どもや、
子どもを連れたお母さんの大変さがわからない。
最近は「イクメン」(育児する男性)ばやりで、
お父さんがベビーカーを押す姿がふつうになりましたが、
「お母さんがベビーカーを押し、
荷物を持ち、お父さんは傍らを手ぶらで…」という光景も、
ついこの間だったような。
そんな「育児未経験」のおじさまたちも、
そんな「育児未経験」のおじさまたちも、
定年後は立派な子育て要員。
最近は「イクメン」ならぬ「イクジイ」を育てる教室に通って、
「孫育て」の初育児体験をしているということです。
もう少ししたら、ベビーカーを「おじいさん」が押して、
もう少ししたら、ベビーカーを「おじいさん」が押して、
道行く人を蹴散らす姿が見られるかも。
人間はホントに共同繁殖の動物か
しかし、こんな「ベビーカー論争」を見ると、
人間はホントに共同繁殖の動物か
しかし、こんな「ベビーカー論争」を見ると、
最近、子どものいる人、いない人の分断が
とても進んでいるようで心配です。
人間は「共同繁殖の動物です」と
動物行動学者の方がおっしゃっていました。
子どものいる人も、いない人も、
子どものいる人も、いない人も、
同じように「繁殖」に関わっている。
「どうせ人の子どもが
老後の面倒を見てくれるわけじゃない」って?
でも、実の親だって、子どもをあてにできない時代。
でも、実の親だって、子どもをあてにできない時代。
子どもは未来への贈り物。
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