女子高生が「イクメン」応援 16日に催し


神戸新聞ニュース
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育児に積極的な男性(イクメン)を増やそうと、
明石清水高校(兵庫県明石市魚住町清水)の
女子生徒らが16日、同市東仲ノ町の
市生涯学習センターで子育てイベント
「イクメンひろばへようこそ!」を開く。
お絵かき教室や室内遊びのコーナーなどを設けるといい、
準備に励むメンバーは
「イクメンはかっこいい。
ぜひ子どもと一緒に楽しんで」と参加を呼び掛けている。
(中島摩子)

企画したのは、同高「人と環境類型」の
1、2年生でつくる活動ユニット「森ガールズ」(林明日香代表)の13人。
昨夏に結成以来、地域と交流を深め、
子育てイベントや自然保全活動などに取り組んできた。
本年度、ボランティア活動などを支援する
「キリン福祉財団」(東京都)の助成団体に決まり、
今回のイベントが実現した。

イクメンに着目した理由の一つが、
母親による子ども虐待のニュース。
女子生徒(17)は「育児も家事も母親に任せっきりで、
ストレスになっているのでは。
働く女性も多く、もっとイクメンが増えてほしい」と話す。

中学時代に男性教諭が育児休暇をとったり、
近所で子どもと遊ぶ父親を見かけたりしているメンバーは
「イクメンがいる家族は仲がいいイメージ」。
父親の子育て参加の大切さを感じるといい、
「イケメンよりイクメン」と笑顔で口をそろえる。

参加者は当日、高校生と一緒にキャラクターの絵を描いたり、
「プラバン」のキーホルダーを作ったりする。
“公園デビュー”が苦手な父親のために、
子どもと一緒に遊具で遊ぶ練習も予定。
イベントは、明石や神戸で子育て支援事業に取り組む
NPO法人「フルーツバスケット」(高岸益子理事長)が協力する。

「パパ友を作るきっかけにもしてほしい」と林代表。
主に就学前の子どもと父親が対象だが、
メンバーは「もうすぐパパになる
未来のイクメンも参加してほしい」と話している。

午前10時~11時半。無料。定員は50人程度。
当日受け付け。同高TEL078・947・1182
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