「子ども外来」開設…肥前精神医療センター


YOMIURI ONLINE
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吉野ヶ里町三津の国立病院機構・肥前精神医療センターは
25日、子どもたちの不登校やひきこもり、発達障害などの
行動や精神科的な問題に対応する「子ども外来」を開設した。

センターによると、18歳以下の新規患者数は、
2008年度の約250人から、10年度は約450人まで増加。
早期発見の取り組みが進んだことや、
いじめや児童虐待などへの
社会的な関心の高まりが背景にあるという。
これまで、子どもからお年寄りまで同じ診療室を使っていたが、
子どもの受診増を踏まえ、
18歳以下対象の専用外来を設けることにした。

特殊診療棟(2階建て)の1階部分約460平方メートルを改装。
診療室、心理面接検査室などのほか、
砂場なども備えた「プレイルーム」を用意。
遊びを通じた「プレイセラピー」をしたり、
子どもの様子や行動を観察したりする。
総事業費は4400万円で、
うち2000万円は県の補助を受けた。

スタッフは精神科医10人をはじめ、
心理療法士、作業療法士、看護師ら計約20人。
21日に関係者向けの内覧会があり、
杠岳文院長が「改装を機に、診療の質を向上させ、
研究や情報発信にも力を入れていきたい」とあいさつした。
診療は予約制。
問い合わせはセンター(0952・52・3231)へ。
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