風疹、近畿で流行の兆し 国立感染研が注意呼びかけ

日本経済新聞様
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風疹が近畿地方を中心に流行の兆しをみせている。

国立感染症研究所によると、１月２日～５月20日に

全国で風疹に感染したのは205人で、

患者の全数調査を始めた2008年以降の同時期で過去最多となった。

妊娠初期の女性が感染すると、

生まれてくる子供が先天性の心疾患や難聴などになる可能性があり、

感染研は家族らの予防接種を呼びかけている。

風疹はせきやくしゃみなどで感染し、

発疹や発熱などの症状が出る。

感染研によると、205人の都道府県別の内訳は

兵庫が最多の62人で、大阪46人、東京28人、京都12人と続く。

５月20日までの１週間は全国で24人が感染した。

予防接種は1994年まで女子中学生に限られたため、

患者は７割超が男性で、30～40代が目立つという。
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