厚労相、「こども園」撤回容認 自公との修正協議で


日本経済新聞
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小宮山洋子厚生労働相は12日の閣議後の記者会見で、
幼稚園と保育所を一体化した「総合こども園」について、
「お互い譲り合って今国会で成立させるようにしたい」と述べ、
自民・公明両党との修正協議で撤回を容認する考えを示した。

政府は保育サービスへの参入をこれまでの
認可制から指定制にすることを提案しているが、
厚労相は「指定制でなければ何もできないとは思っていない。
認可制を広げるとか色々なやり方がある」と
政府案にこだわらずに柔軟に対応すべきだとの立場を表明した。

厚労相は、待機児童を解消し就学前の児童に
良質な保育を受けさせるという
「子どもたちのための仕組みをつくろうという
狙いははっきりしている」と語り、
修正協議での合意に自信を示した。
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