浦城幼稚園:22年ぶりタイムカプセル開封 /沖縄


毎日jp
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【浦添】22年前にタイムスリップ−−。
浦添市立浦城幼稚園の14期生(1983〜84年生まれ)が
3日、卒園記念に埋め込んだタイムカプセルを22年ぶりに開封した。
卒園生やその父母、当時の担任教諭ら約70人が駆け付け、
絵や思い出の文集、手紙を見つけ、昔話に花を咲かせた。

当時の父母らによる「家庭教育学級」をきっかけに、
卒園記念にタイムカプセルを企画。
当初は卒園後10年の2000年に開封予定だったが、
当時のPTA幹事が県外に移住したことから実現しなかった。

ことし幼稚園駐車場を新たに整備することになり、
タイムカプセルを埋め込んでいた「こどもの像」を移動するため、
4月4日に像の台座に埋め込んでいた
タイムカプセルだけを取り出し、
「タイムカプセルを開ける会」開催に向けて
1カ月前から準備を進めてきた。

会で卒園生代表の男性(28)は
「予定からは遅れてしまったが、
PTAの皆さんや連絡してくれた
皆さんに感謝したい」とあいさつした。
その後、二つの箱を開封。
参加者は当時描いた絵や手紙を見つけ、
友人や恩師らとの再会を喜び合った。

長男、長女と嘉手納町から駆け付けた
女性(28)は「ずっと気になっていた。
自分の絵や友達の絵を見つけ、
当時のことを思い出し、とてもうれしい」と笑顔を見せた。

この日参加できなかった人も多いため、
思い出の品は1年間保管する。(石川理香)
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