育児家庭に優しい街へ 県内に「こどものえき」増加


さきがけontheWeb
------------------------------------------------
子育て中の家族が外出しやすい環境を整えようと、
おむつを交換したり、授乳したりできる店舗や
公共施設などを県が認定する「こどものえき」が、
各地に増えている。
昨年7月の制度導入以来、5月末現在で
20市町村230カ所が認定された。
秋田市が独自に行っている子育て支援設備を備えた
施設の認定事業でも認定施設が増えており、
県内で子育て家庭に優しいまちづくりが進んでいる。

こどものえきは、おむつ交換台、授乳スペース、
トイレ内の乳幼児用椅子の3設備のうち、
二つ以上を備えた施設が対象。
県は、申請に基づき審査、認定し、
こどものえきであることを示すステッカーを交付。
県のホームページに認定施設の地図や設備内容を掲載し、
利用を呼び掛けている。

県は2011年度、施設整備に上限200万円を
助成する事業を実施し、申請を募集。
認定施設は当初計画していた約150カ所を
大幅に上回り228カ所に上った。

秋田市でも11年度から、おむつ交換台、
授乳スペース、遊戯スペースなど子育て支援設備が
一つ以上ある施設を「子育てにやさしい施設」とし、
109施設(5月末現在)を認定している。
------------------------------------------------