DQNネームの子供たち、ついに「Facebook」ちゃん「いいね!」ちゃんまで登場


子育て支援チーム
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DQNネームとは?

子供の名前で、一見しただけでは読めない
当て字を使った珍しい名前は、
『DQN(ドキュン)ネーム』や『キラキラネーム』と呼ばれる。

昔でいえば、落語の『寿限無』や、
本居宣長の随筆『玉勝間』の第14巻「伊勢国」にも
子供に珍名を付ける親の記述がある。

親がDQNネームをつけたがるのは、
今に始まったことではないということだろうか。

しかし、“光宙(ぴかちゅう)、黄熊(ぷう)、嗣音羽(つぉねぱ)、
希夢良(きめら)、月(せいら)”などDQNネームは、
難読であるうえ、意味の分からないものも多い。

裁判所は、そうした珍名について、
「親権者がほしいままに個人的な好みを入れて
恣意的に命名するのは不当で、
子供が成長して誇りに思える名をつけるべき」
という見解も示している。

DQNネームが「普通化」している?

そんなDQNネームについて、インターネットでは、
2ちゃんねるを筆頭に毎日話題として取り上げられている。

Peachyの取材では、ついに人事担当者が
「DQNネームは就職に不利」であることも告げた。

しかし、日刊サイゾーの取材によると、
DQNネームがじわじわと増え出した80年代に比べ、
2012年は珍しい名前がもはや「普通」になってきているという。

「珍しい名前」が理由でいじめられたりすることは減り、
逆に元の名前が個性的すぎるので、
『あだ名』が減っているともいわれているそうだ。

DQNネームは、世界でも話題に

そんな、賛否両論のDQNネームが問題になっているのは、
日本だけではない。

海外でも、子どもの『個性化』を狙って、変わった名前や、
親しみ深い名前でも少しスペルを変えてみたりする親が
増えているという。

(画像:キャスターが思わず困惑した犯人の名前)

なんと驚いたことに、Facebookの流行に影響をうけて
「Facebook」や「Like(いいね!)」ボタンを
そのまま子どもに名付けた超DQNネームまで飛び出してしまった。

娘に「Like」と名付けた親は、
「ユニーク」な名前を探していたとのことだが、
「Facebook」と名付けた親は、「近年革命を起こした
ソーシャルネットワークに敬意を称して」名付けたそうだ。

「Facebook」は、“若者によって達成された
偉業に対する喜びを表現する名前”で、
聖書などから名前がとられるのと同じことだと説明されていたが、
いかがなものだろう。

子どもが大人になった時に
「自身の名前についてどう思ってきたか」、
ぜひインタビューしてみたいものだ。

DQNネームは、今日も世界中を騒がせている。
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