ママなら誰もが悩む。保育園vs幼稚園!どちらにいれたらいいの?!


マイナビニュース
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ママ達にとって、一大事の保育園vs幼稚園問題。
最近は待機児童問題やママ友問題等、
様々な要因が複雑に絡み合い、ますますその比較、
研究がクローズアップされています。
それぞれのメリット、デメリットを含め解説していきたいと思います。

そもそもどう違う?保育園と幼稚園

保育園と幼稚園では、その設立の目的が異なっており、
利用方法も異なります。
まず、保育園の根拠法令は児童福祉法であり、
「日々保護者の委託を受けて、保育に欠ける乳児、
または幼児を保育すること」を目的としています。
これに対し、幼稚園の根拠法令は学校教育法であり、
「幼児の心身の発達を助長すること」を目的としています。
つまり、保育園は保護者に代わって
乳児または幼児を保育する場、いわゆる生活の場、
幼稚園は未就学児(3歳~5歳)の教育を行う場、
ということになります。
子どもを預けることができる年齢や保育時間にも違いがあります。
保育園は0歳~5歳と預けられる年齢の幅が広く、
保育時間も1日平均8時間と長く設定されています。
親が仕事の都合で子どもを預けなければならない
といった場合に利用されるのは保育園ということになります。
対して、幼稚園に入園可能な子どもの年齢は
3歳~5歳で保育時間も一日平均4時間です。
また近年は長時間保育と教育の両方のニーズを満たすため、
両方の機能を併せ持つ複合型保育施設も増えてきています。

保育園、そのメリットとデメリット

働くママ達にとっては有無を言わさず保育園
という方が多いのは事実。
共働きの家庭が増えている今、
待機児童の問題も相まって働くママ達にはなくてはならない存在です。
そんな保育園のメリットとしては、トイレトレーニングや歯磨き、
食事の仕方等小さい内から基本的な生活を身につけさせてくれる、
家族以外の他人(お友達、先生等)と
小さい内から長い時間一緒に過ごすので人見知りせず、社交的になる、
親の意見や要望を取り入れてくれる、
働いている親が中心なのでママ友同士の交流もあまりなく、
さっぱりしている、所得や認可、無認可で差はあるが比較的経済的負担が少ない、等。
デメリットとしては、子どもの免疫が弱い内から集団生活に入るので病気をもらってきやすい、生活、遊び中心なので、学習的な側面はあまり期待できず、保育時間も長いので子どもが我慢する時間も長くなりがち、等。やはり、小さな内から預けられるが故のメリット、デメリットとなっています。


幼稚園、そのメリットとデメリット

幼児教室や様々な習い事等の幼児教育の
重要性を伝える本等の影響もあり、人気急上昇中の幼稚園。
各園ユニークな教育を取り入れたりして
人気の園では申し込み時に行列ができるとか…!
そんな幼稚園のメリットとしては、教育中心なので、
小学校前の準備としてきちんとした規律、
学習を施してもらえる、お受験対策等してもらえる園もあり、
習い事をする必要がない、等。
デメリットとしては、比較的、経済的負担が大きい、
専業主婦のママが多く、ママ友との交流が多くなりがちで
問題が起きる場合がある、等。
こちらは子どもにとっての負担はあまりない
(教育の内容等があっていれば)ものの、親同士の付き合い等、
親にとって問題となってくる事柄が多いように見受けられます。

保育園、幼稚園、そもそも預ける上でのスタンスが違うので
比較するものではないのかもしれませんが、
大事なことは第一に子どもを育てるのは親であるということです。
近年、保育園や幼稚園に多くを求めすぎている親が多く、
その結果結局被害をこうむるのは子ども達という
かわいそうな状態に陥っている家庭が多く存在します。
まずは自分の子どもがどういう状態であるのかを
良く観察してあげてください。
そうすれば自ずと答えは見えてくるはずですし、
正しい園選びができるはずと信じています。
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