こども実態調査:子どもの思い 知って 沖縄市が調査/沖縄


毎日jp
------------------------------------------------
【沖縄】沖縄市が2011年度事業として、
市内の小学4年生(回答率96%)と
中学2年生(同92%)計3123人に実施した
「こども実態調査」の結果をまとめた報告書がこのほど完成した。
同調査は家族構成や放課後の過ごし方などを質問している。
報告書は市内の小学3年から中学3年の児童、生徒に配布され、
「子どもの状況や思っていることを
家庭でも知ってほしい」と市関係者は呼び掛けている。

沖縄市は05年の国勢調査で、人口に占める子どもの割合が
20・5%と全国一多く、12年度には
「子どものまち推進部」を立ち上げている。
同部の金城広司こども企画課課長補佐は
「4〜5年のサイクルで全体的な調査を行い、
発達段階に応じた変化も追っていきたい。
大人が一方的に決めるのではなく、
子どもの声から政策を積み上げるヒントにしたい」と話した。

報告書では子どもたちから寄せられた回答について
(1)核家族が多く、家族や先生以外の
「第3の大人」との出会いが重要
(2)母親への感謝が深い
(3)祖父母の存在が大きい
(4)時間に追われ忙しく、疲れている
(5)情報ツールが変化し、一人遊びの傾向が見られる
(6)安全・安心なまちを望んでいる
(7)大人のマナーについて要望が多い
(8)自然への愛着、環境美化への関心が高い
(9)貢献意欲が強い
(10)こどもの主体性や意見を尊重してほしいと願っている
−などの傾向が強いとまとめている。

金城課長補佐は「同じ『朝ご飯を食べた』という回答でも、
昨晩買った弁当の残りを食べたのか、
それとも自分で用意したのか、保護者が作ったのかなど、
掘り下げれば家庭の状況が見えてくる。
今後は随時、こうした個別調査も行っていきたい」と説明した。
------------------------------------------------
保育士新卒 新卒情報 保育士転職

コメント