手書きで子育て誌作り16年 飯田の主婦ら


中日新聞
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飯田市の市民団体「子育てネットワーク トライアングル」
による無料子育て情報誌「おひさま」が、
七月で七十七号を迎える。創刊して十六年。
自らも子育てに取り組んできたメンバー七人が、
編集作業に励んでいる。

トライアングルは一九九六年十一月、
子育ての経験を支援に生かそうと主婦たちが集まって設立。
九七年三月から、情報を広く発信するために「おひさま」を刊行し、
三、五、七、九、十二月の年間五回発行している。

バッグに入れて持ち運びやすいよう、サイズはB5判。
「見た目に温かみがある」と考え、ずっと手書きだ。

内容は「今、役立つこと」を伝える特集、
詩のメッセージ、ママのリレートーク、フリーマーケット情報、
イクメンコラムなどさまざま。
記事の組み方、文字、言葉遣いに注意を払い、
メンバーが“記者”になって取材し、一カ月かけて編集する。

十八日から始まった七十七号の編集会議では、
季節感や体験談を大切に
「夏に向けて、暑さ対策を載せようか」
「涼しく過ごせる遊び場紹介もどうかな」などと活発に意見交換。
それぞれが記事を書き、七月中旬に刷り上がる予定だ。

「おひさま」は飯田市内の公民館や図書館、
つどいの広場、小児科、産婦人科などに千三百部を置く。
代表の松村由美子さん=同市滝の沢=は
「子育てについての身近な関心に応え、
正しい情報を楽しく伝える誌面にしたい。
おひさまを読んだ感想も聞かせてほしい」と、
ママからの反応を待っている。
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