大阪市:保育所の設置・運営に民間企業参入

毎日jp
------------------------------------------------
大阪市は来年度から、保育所の設置・運営に
民間企業の参入を認めることを決めた。
年内をめどに審査基準を作り、事業者を公募する。
市はこれまで、事業の安定性などの観点から保育所運営を
公立や社会福祉法人に限定していたが、
待機児童の解消や、利用者の選択肢を広げるために
方針転換に踏み切った。

市によると、今年4月現在で市内の認可保育所は388カ所。
このうち公立(公設民営を含む)が125カ所、
社会福祉法人など民間の設置は263カ所。
運営費は全額、市や国の公費で賄われている。

厚生労働省は00年、保育所の設置を市町村と
社会福祉法人に限定した従来の規制を撤廃。
現在、政令指定都市(20市)のうち神戸市や横浜市など
9市が民間企業の参入を認めている。
同省によると、企業が運営する保育所は
昨年4月時点で、全国に283カ所あるという。

大阪市内で保育所に入所できない待機児童数は
4月現在664人で、昨年より268人増えた。
市は民間企業の新規参入でサービス向上を図るとともに、
自宅などで児童を預かってもらう「保育ママ」制度も活用し、
待機児童の解消を図る。【林由紀子】
------------------------------------------------
保育士新卒 新卒情報 保育士転職

コメント