いじめ電話相談の周知を徹底へ


NHK NEWS WEB
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大津市の中学生が自殺した問題を受けて法務省は、
いじめを受けている子どもは
1人で悩んでいるケースが少なくないとして、
電話で相談に応じる「子どもの人権110番」などの
取り組みを周知徹底するよう、全国の法務局に通知することになりました。
「子どもの人権110番」の電話番号は、0120-007-110。
受付時間は、平日の午前8時30分から午後5時15分までです。

大津市の中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、
学校側が教師を対象に行った調査では、
男子生徒へのいじめを「認識していた」と答えた教師が
1人もいなかったことなどから、
滝法務大臣は記者会見で、子どもたちが相談しやすい環境
を整える必要があるという考えを示しました。
このため、法務省は、子どもたちからの相談に
専門家が電話で応じる「子どもの人権110番」や、
法務省のホームページに設けている子どもたちが
悩みごとを書き込むことができるコーナーなどの取り組みを、
全国の小学校や中学校などに周知徹底するよう、
近く全国の法務局に通知することになりました。
法務省は、いじめを受けている子どもの中には、
誰に相談したらよいのか分からないまま、
1人で悩んでいるケースが少なくないとみており、
電話相談などを通じていじめの早期発見や
子どもの自殺の防止に役立てたいとしています。
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