保育所運営の事業者を募集/八戸市

デーリー東北新聞社様
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八戸市は根城、下長の両地区で認可保育所を

新設、運営する事業者を８月から募集する。

入所待ちの児童を減らすとともに、

放課後児童クラブや子育て支援センターの併設、

延長保育、休日保育の実施など、

保育所の「複合化・多機能化」を進めるのが狙い。

施設整備費については、国と市が計４分の３を補助する。
２０日、市議会民生協議会で市側が募集要項を公表した。
国の保育所等の複合化・多機能化推進事業の一環。

市こども家庭課によると、希望する保育所に通うことができない

市内の潜在的待機児童は、今年３月１日現在で１４１人いる。

地区別では根城地区６５人、下長地区３６人と

両地区に集中しており、保育所の新設で改善を図る。

施設規模は定員６０～９０人。
運営主体は、市内で３年以上保育所を運営している

社会福祉法人か、または３年以上の許可外保育所、幼稚園を運営し、

社会福祉法人を設立する見込みのある者が対象で、

２０１４年３月１日までに保育所の運営を開始することなどが条件。
土地に関する経費を除く施設整備費の半分を国が負担し、

４分の１を市が震災復興特別交付税を活用して補助する。
市は２７日に市庁で募集説明会を実施し、

８月２０日から応募書類を受け付ける。

運営事業者の決定は１０月１５日の予定。（三浦典子）
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