当時1歳11カ月の女児が乗用車の窓に首を挟まれて重体となり、
女児と両親が市と保育ママに対して
計約1億9千万円の損害賠償を求めた訴訟で、
市側は26日、これまでの立場を転換し、
責任を認める考えを示した。
今後は和解による解決を視野に協議を進める。
静岡地裁富士支部(金田洋一裁判官)で同日開かれた
静岡地裁富士支部(金田洋一裁判官)で同日開かれた
第5回弁論準備手続きの後、関係者が明らかにした。
市や市の代理人によると、
市側は「具体的な義務や違反が不明」とする
これまでの主張を一転し、保育ママは事業の
「履行補助者」であるとして市の責任を認めた。
事故は2010年12月に発生。
事故は2010年12月に発生。
女児の両親は11年9月に提訴し、
市には保育ママの使用者責任や安全配慮義務があると主張してきた。
一方、市は当初、答弁書で責任を認めず、争う姿勢を見せていた。
閉廷後の取材に対し、市の太田守福祉部長は
閉廷後の取材に対し、市の太田守福祉部長は
女児と家族へ謝罪の意を示した上で、
「市の責任は否定できない。
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