【香川県】学校の防災見直しへ/県教委がアドバイザー派遣


SHIKOKU NEWS
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香川県教委は19日、香川県高松市木太町の
木太北部幼稚園(森安朋子園長)に
防災工学の専門家らでつくるアドバイザー7人を派遣。
近い将来の発生が懸念される東南海・南海地震による
津波、浸水被害対策や避難マニュアルなどの
見直しなどについて助言を行った。

アドバイザーの派遣は、香川大危機管理研究センターや
県防災士会と連携し、地震などの大規模災害時における
学校防災計画と避難訓練の実効性を高めるのが目的。
県教委が昨年実施したアンケートをもとに選定した
浸水被害などが想定される県内の公立幼稚園や小、中、高校など
52校・園に、今月から来年2月初旬にかけて
大学教授や防災士を派遣する。

この日、同幼稚園では津波を想定した避難訓練を行い、
アドバイザーが視察。
園児や職員が津波避難ビルに指定されている
隣の木太北部小に避難するまでの行動や
避難経路の危険箇所などをチェックした。

訓練終了後、アドバイザーが森安園長に幼稚園周辺の土地は
地盤が緩く液状化の恐れがあることや、
津波で長期浸水が予想されると指摘。
今後行う避難訓練には、液状化による電柱や塀の倒壊など
具体的な被害想定を盛り込むことや、
数日分の食料、水などの備蓄品をあらかじめ
避難先の小学校に預けておくことなどを提案した。

アドバイザーで香川大危機管理研究センターの
井面仁志教授は「災害が発生すればパニックになるのは必至。
立地条件など地域の実情に応じたアドバイスを行っていきたい」
と話した。
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