【宮城県】児童ポルノ提供容疑、母親6人逮捕 県警・上半期


KoLnet
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自分の子どもの裸の画像や動画を提供したとして、
宮城県警はことし上半期(1~6月)、
児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、6人の母親を逮捕した。
動機の多くは「小遣い稼ぎ」といった短絡的な理由で、
県警は安易な販売行為をやめるよう呼び掛けている。
仙台地裁で11日、同法違反の罪に問われた
被告の女(27)の初公判があった。
女は法廷で、「夫と離婚するために
生活費が必要だった」と動機を供述した。
起訴状などによると、女は2010年11月、
ともに当時2歳の息子と8歳の娘の裸を撮影した動画データを、
男性に送ったとされる。
男性から受け取った報酬は約10万円。
女は「お金のために自分のことを優先し、
子どもを利用してしまった」とうなだれた。
県警は09年以降、児童ポルノを提供した親たちの
取り締まりを強化し、ことし6月末までに県内外の計17人を逮捕した。
目的は小遣い稼ぎがほとんどで、
使用済みの下着を売買するオークションサイトなどを通じ、
児童ポルノの愛好家と知り合っていた。
撮影された子どもは性別を問わず、
中には生後7カ月の息子の裸を映した
動画までも商品化されていた。
県警少年課の猪股昭好次長は
「画像や動画がインターネット上に流れれば、
データは一生消えない。
子どもを守るべき親が、
子どもを売り物にしてはいけない」と訴えている。
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