こども店長:伊賀の児童5人、夏祭りに出店「売り上げには自信」 仕入れから販売まで「良い経験に」 /三重


毎日jp
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伊賀市の小学生5人が23日、
愛宕神社(同市上野愛宕町)の夏祭りに
ヨーヨー釣りの露店を出す。
赤い手作りの看板「こども店長」を掲げ、
仕入れから接客、販売まで子どもだけでこなす。
今春の伊賀上野NINJAフェスタでは、
1週間の出店で1日8000円を売り上げたという。
自発的にビジネスのイロハを学ぼうという試み。
子どもたちは「売り上げを伸ばす自信があります」
「地域のおじちゃんたちとも知り合えて楽しい」
と張り切っている。【矢澤秀範】

メンバーは山本祐暉(ゆうき)君(11)と
妹の花愛(はなえ)さん(9)、松浦皓太君(11)と妹の春奈さん(8)、
町野椋音(りょうと)君(12)。
3年前の初出店から、花愛さんが店長を務めている。

「こども店長」は、地域の祭りで親たちが出店した
ヨーヨー釣り店を手伝ったのがきっかけ。
子どもの実演販売がにぎやかで、次々と子どもが集まり繁盛したという。

「自分たちの店を持ちたい」。
切り盛りする楽しさを知った子どもたちに、
地域の大人たちが「経営」をアドバイスした。
祐暉君は「学校で習わないことなので良い経験になります」。
母公恵さん(41)は「手伝いが積極的にできるようになり、
成長が感じられます」と思わぬ成果に喜んでいる。

夏祭りには、ヨーヨー釣りとスーパーボールすくいの露店を構える。
手が回らなくなったNINJAフェスタを教訓に、
今回は業務用スーパーからスーパーボールをすくう
「ポイ」の使い捨てタイプを仕入れることにした。
従来の和紙製よりコストはかかるが、
客の回転率を上げられるという。
やり手ビジネスマンのように「売り上げは絶対に伸びるはず」と
そろばんをはじく。
28日の植木神社祇園まつり(同市平田)にも出店する。

売上金は次の出店に備えた「資本金」を残し、
みんなで分配する。漫画本や文房具を買ったり、貯金に回すという。
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