希望いっぱい新園舎 石巻の被災2保育所統合、落成式 宮城


河北新報
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東日本大震災で被災した石巻市の
二つの保育所を統合した牡鹿地区保育所の
園舎落成式が29日、同市鮎川浜の現地で行われた。
新しい園舎は木造平屋で床面積約340平方メートル。
外観は鮮やかな赤と青の天然塗料で彩られ、
内部は木のぬくもりを生かした。
総工費は1億2000万円で、日本ユニセフ協会が寄贈した。
式典には園児や保護者ら約80人が出席。
ユニセフの早水研専務理事が
「子どもたちの楽しそうな声が聞こえるようになってほしい」と述べ、
園児たちが大空に風船を飛ばした。
牡鹿第一、第二保育所はいずれも津波で全壊した。
昨年7月に設けられた統合の保育所は
園児が震災前の55人から29人に減り、
牡鹿保健福祉センターに間借りしていた。
内海恵子所長は「新しい園舎ができて、
本当にうれしい」と涙ぐんだ。
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