「緊急地震速報」活用 小中・保育所で訓練 和歌山・有田


朝日新聞
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地震で大きな揺れが発生することを知らせる
「緊急地震速報」を活用した訓練が28日、
和歌山県内の自治体でもあった。
南海トラフを震源域とする巨大地震で
最大10.2メートルの津波が予想される有田市では、
防災行政無線で訓練用速報を流し、住民にも知らせた。

この日は、速報の訓練に合わせ
市内の小中学校4校と保育所1園が避難訓練をした。
有田川の河口付近にある市立箕島小学校では、
2時間目の授業中に屋上の防災行政無線から
緊急地震速報が流れると、
児童が一斉に各教室で机の下に避難した。

続いて「揺れが収まりました」との校内放送が入ると、
児童は運動場に集合。
その後、垣内淳校長の指示に従い、
7~12分かけて近くの高台(標高55メートル)に駆け上がった。

垣内校長は訓練後、体育館で全校児童を集め、
「家や外にいる時に防災無線の放送を聞いたらどうするか、
お父さんやお母さんと話し合ってほしい」と呼びかけた。
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