
佐賀新聞様
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東日本大震災の被災地で保育園を運営する母親を支えたいと、
宮城県の若者が佐賀市の「おへそ保育園」で
約1カ月間の“武者修行”に取り組んだ。
保育園経営のノウハウを学び、
復興へ歩み出した故郷で
「将来の日本を担う人材を育てたい」と夢を描く。
訪れていたのは宮城県登米市の境武士さん(24)。
訪れていたのは宮城県登米市の境武士さん(24)。
震災当時、兵庫県の食品会社に勤務していた境さんが
真っ先に心配したのは母得恵さん(54)の安否。
幼児保育に情熱を注ぐ母親に厳しくしつけられた反発から、
けんかが絶えなかった母子だったが、
やっと3日後につながった電話に「家族の大切さを実感した」
すぐに2週間の休暇をもらい帰省。
すぐに2週間の休暇をもらい帰省。
幸い、実家も保育園にも被害はなかったが、
津波被害が激しかった隣の南三陸町から親類が身を寄せていた。
父親を亡くしながらも、「お母さんを守るために強くなる」と
じっと余震に耐える子どもたちの姿に胸を打たれた。
それが「母親の保育園を継ぎたい」と
考えるきっかけになったという。
3月末に会社を辞め、
3月末に会社を辞め、
修業先に選んだのは兄の友人吉村直記さん(26)が
園長を務める保育園。
おむつ交換など保育の基礎だけでなく、
空手や世界の文化に触れる独自のカリキュラムを学び、
29日に帰郷した。
保育園がある登米市には仮設住宅が建設され、
保育園がある登米市には仮設住宅が建設され、
南三陸町からの転入家庭が増え、
保育士が足りない状態という。
「他の保育士の分まで頑張って、
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