女子児童4人ナガサキアゲハ発見 三島小


下野新聞
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【那須塩原】三島小4年生の女子児童4人はこのほど、
同校の校舎内でナガサキアゲハの雄の成虫を発見した。
国内でも主に近畿以南に生息する「南国のチョウ」だが、
近年は県内でも採集例があり、
那須野が原博物館によると今回の発見場所は県内最北端。
地球温暖化による分布の拡大が確認できた形だ。 

発見者はみな同じクラス=全員(9)。
4人は6月4日の昼休み、校舎2階の渡り廊下の床に、
見たこともないチョウの死骸が落ちているのを偶然見つけた。

担任の教諭(24)や理科の先生に見せたが
「クロアゲハかなぁ?」と詳しくは分からず、
4人は自主的に那須野が原博物館に相談。
同館職員(53)が「ナガサキアゲハに間違いない」と鑑定した。

見つかった個体は縦横とも約12センチ。
羽の一部や触角などが損傷していたが、 原博物館職員の手で修復した。
市内初確認の貴重な標本として同館で保管する。
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