【広島】「保育士復職を」人材バンク・・・19日から県制度


YOMIURI ONLINE
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保育士不足を解消しようと、
育児などで離職した保育士の復職を促す
県の「保育士人材バンク」制度が19日から始まる。
県内の“潜在保育士”は数千人いるとみられ、
県は現場で働く保育士を増やすことで
待機児童の解消につなげたい考えだ。(児玉圭太)

人材バンクへ登録するのは、
保育士の資格を持ちながら結婚や出産などの理由で離職し、
復職に関心がある人が対象。

事務局は県庁に置き、登録すると、
担当者2人が県内約600の保育所の求人情報を基に、
勤務地域や時間、給与などの希望が合う保育所を紹介する。

また、“勘”を取り戻してもらうため、
希望者には県保育連盟連合会が基礎知識についての講義をしたり、
保育所で1日体験をしたりする。

県内の有資格者は約2万9000人で、
勤務する保育士は正規・臨時職員を合わせて約1万人。
県のアンケートでは、離職している人のうち
少なくとも約2000人が登録を希望したという。

一方、保育所に入れない待機児童は4月1日時点で355人。
ピーク時には1000人近くになるという。
県こども家庭課は「バンクで年間約50人の保育士を確保し、
150人以上の待機児童の解消につなげたい」としている。

バンク専用電話(082・227・3090)のほか、
近く専用のホームページも設ける。
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