子育て世代 6割「住み替えるなら郊外」

msn産経ニュース
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未就学児を持つ子育て世代の約6割が、
今後住み替えるなら通学などに便利な都心よりも
自然環境に恵まれた郊外の方が好ましいと考えていることが、
中古住宅などの仲介を手掛ける
三井不動産リアルティ(東京都千代田区)の調査で分かった。

調査は、未就学児1人を持ち、持ち家のない
1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の
男女258人ずつにインターネットで行った。

それによると、「子育てに適した理想の住み替え先のイメージは、
都心・市街と郊外のどちらか」という質問で、
59.7%が「郊外」と回答。
男女別では、女性の63.2%が「郊外」とし、
男性の56.2%を上回った。
同社は「母親の方が『自然や公園が多い場所で
子供をのびのび育てたい』と考える気持ちが強いようだ」と
分析している。

また、住宅購入の意向を尋ねたところ、
「大いに考えている」(31%)、「少し考えている」(20.5%)、
「考え始めている」(26.6%)で、8割近くが購入を検討していた。

購入検討者(403人)に、両親、祖父母からの資金援助や
その金額について聞いたところ、
40.4%が両親から、18.4%が祖父母からの
援助をそれぞれ想定しており、
平均金額はそれぞれ159.1万円、33.5万円だった。
一方、購入のための想定貯蓄額は男性が
平均807.4万円、女性が平均664.3万円で、
購入検討者全体では平均734.6万円だった。
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