文科省「子ども安全対策支援室」設置

nikkansports.com様

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文部科学省は３１日、いじめを苦にした児童生徒の

自殺などが起きた場合に、学校と教育委員会が

原因や背景事情を速やかに調査できるよう支援する

「子ども安全対策支援室」を８月１日に設置すると発表した。

平野博文文科相は記者会見で

「文科省が先頭に立って、

子どもの命を守る取り組みを強めていきたい」と強調。

いじめへの取り組みの方針をあらためて決め、

８月中に支援室の役割を詰める考えを示した。

支援室は大臣の直轄組織で、子どもの安全に関わる

省内の機能を一元化。

いじめだけでなく部活動中の事故や、

自然災害や不審者による事件などで

子どもが死亡したり危険にさらされたりした場合の

対応もアドバイスする。

局長級の官房長が室長に就き、２１人態勢で発足。

警察庁の職員２人も参加するという。

外部有識者の協力も得る。

平野文科相は、大津市の中２自殺を受けて

支援チームをつくる意向を表明していた。
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