子ども流鏑馬、10騎が大町の中心街練り歩き


信毎Web
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全国有数の規模を誇る大町市の
若一(にゃくいち)王子神社「子ども流鏑馬(やぶさめ)」が
22日、市中心街一帯で繰り広げられた。
盛装した男児がまたがった馬10騎が練り歩き、所々で矢を射った。
街中は、馬のいななきや大人たちのにぎやかな掛け声で盛り上がった。

射手は代々、氏子10町から選ばれる習わしで、
ことしも5~10歳の男児が晴れ姿を披露。
「ハオー、ハオー」とはやし立てる馬方らを従えて
信濃大町駅前や商店街などで的板に矢を放ち、沿道を沸かせた。
また、大勢の子どもが、軽やかな祭りばやしを奏でる
6町の舞台(山車)を曳いたり、
みこしを引っ張ったりして元気な声を上げた。

出発直後、馬1頭が見物客にぶつかる事故もあったが、
家の前の長いすにお年寄りが腰掛けて
子どもらを見守る昔ながらの光景も。
2度目の大町訪問という埼玉県三郷市の吉村和己さん(72)は
「主役の子どもを大人や地域みんなで支えている素晴らしいお祭り。
帰ったらみんなに伝えたい」と話した。
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