事故で子ども亡くした親の支援を


NHK NEWS WEB
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不慮の事故で子どもを亡くした親の支援について考えるシンポジウムが、
東京で開かれ、参加者から、心に傷を負った親を
精神的に支える仕組みが必要だという意見が相次ぎました。

シンポジウムは、子どもの事故を減らす活動をしている
NPOが開いたもので、およそ50人が参加しました。
転落や窒息などの不慮の事故は1歳から14歳までの
子どもの死亡原因では最も多く、
年間およそ400人が亡くなっています。
基調講演を行った子どもの事故に詳しい
山中龍宏医師は「事故で子どもを亡くした親が
『自分のせいだ』と思い詰めて電話をかけてくる。
不慮の事故で子どもを亡くす親が多いにもかかわらず
支援の場がない」と報告しました。
このあとの討論で、17年前に小学5年生の次男を
プールの事故で亡くした父親が
「事故の原因は排水口のふたの管理の不備だったが、
自分の育て方が悪かったのではないかと思ってしまうことがある」と、
自責の念に駆られる親の胸の内を語りました。
遺族のケアの専門家からは「10年、20年と時間がたてば
悲しみが消えるわけではなく、
長期的な支援が必要だ」という意見が出されました。
主催したNPOは、不慮の事故で子どもを亡くした
親の相談に当たるため、来月3日から専用電話を設け、
保育士と看護師で対応することにしています。
電話番号は080ー8853ー8363で、
毎週金曜日の午後1時から午後5時まで受け付け、
内容に応じて専門家の紹介も行うということです。
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