子供以上にママが知っておくべき「幼稚園選び方」人生で一番大切な選択


女性の美学
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幼稚園というのは、子どもが親から離れて
初めの一歩を踏み出す社会です。
親にとっても子にとっても今後の
小、中学校と続く学校よりも重要な位置づけがあります。

それは、子どもが初めて知る家以外の世界で、
かつ本人には選べない世界です。
ここでママ力を発揮して、子どものこれからを
見据えた幼稚園を選びましょう。

選ぶ基準を明確に

まず幼稚園選びで大切なことは「何を基準に選ぶか」です。
例えば、教育方針、家からの通いやすさ、
園の設備や園庭の広さ、ピアノや英語等の課外教育などなど。
そのなかで、一番何を重視するかを決めて、
そこを軸に全体のバランスを見ていきます。
教育方針をよく調べる

幼稚園の教育方針も多様化しています。
シュタイナー園、モンテソーリ園、森の幼稚園、お勉強幼稚園などと
各園特色を出しています。
またシュタイナーやモンテソーリ園の場合も、
その哲学をスピリット的に取り入れているだけの場合もあります。

教育方針というのは、園の形、雰囲気そのものです。
やはり園選びの基準で上位に位置するものでしょう。
必ず見学

この園はよさそう、という所には
必ず見学とお話しを聞きに行きます。
ふつうは、園長先生が直接案内をしてくれるはずです。
時期ですが、早すぎるといことはありません。
入園の1年前でも半年前でも大丈夫です。

見学時は何を聞くかを事前にしっかり考えておいてください。
単に入園案内を読み合わせて終わってしまっては、
せっかく出向く意味がなくなります。
親側からの積極的な質問をすることで、
園長先生の人柄や園の様子が初めてわかります。

ちなみに私個人ですが聞くことは
「園長先生から他の先生方にどのような教育をしているか」
「昨年の震災後に園として支援の取り組みをしたか」の2点です。

幼稚園は保育園と違い先生方は
保育者ではなく教育者であるべきです。
優しいだけ、甘いだけの先生では困りますから、
園として先生方に何を求め、
どんな教育をしているかは重要です。

また震災後に何も支援活動をしていない園は、
社会的にも教育的にも納得できません。
園児、先生方の顔を見る

見学はなるべく午前を選びましょう。
昼前は園児がたくさんいるので、
普段の様子を見ることができます。
園児がノビノビと遊んでいるか、
子どもらしい顔をしているか気をつけて見てください。
園庭で遊ぶ様子などは子どもの「素」が見られます。

さらに先生方が子どもとどんな接し方をしているかが重要です。
泣いている子どもやイタズラする子どもに
どう対処しているか?
気配りができているかしっかり見極めましょう。

さらに職員室での先生方の雰囲気も忘れずにチェックしてください。
園長先生が入室したとたんに、
ギクシャクするような園は考え物です。
風通しのよい明るい職員室が理想ですね。
設備に左右されない

園によっては近代的でホテルのような
設備やコンサートホールのあるところもあります。
しかし子どもにとってその贅沢は必要でしょうか?
高い月謝と設備費を払う園よりも物を
大切にすることを教えてくれる園の方がおススメです。

また園で使う文房具や制服などは、
卒園生のものを貸してくれるところもあります。
見学の際に問い合わせてみてください。
やはり使えるものは使ったほうがいいのです。
子どもにも新品でないからこその良さを
わかってほしいと思います。
園行事は多すぎない方がいい

入園のパンフレットには1年の計画、
イベントが掲載されているのが普通です。
「4月は入学式と植樹式と小運動会と
新園児歓迎会と・・・」など
イベント目白押しの園は少し考えてください。

多すぎる園の行事は子どもにとって負担です。
それよりも日常を大切にしてくれる園がおススメです。
きちんと毎日通えるか

方針や雰囲気等ももちろん大切ですが、
「毎日通えるか」も忘れずに。
園までの交通手段、危険な道はないか、
園バスが出ているか、さらにお弁当か給食かも
ワーキングママにとったら外せないポイントでしょう。

いくら気にいって入園させても2ヶ月3ヶ月と経つうちに、
通園そのものが負担になっては続きません。
2~3年は通う園ですからお月謝や
経費の支出計画もしっかりしておきましょう。
入学前までの期間は子どもにとって
大きな意義のある期間です。
その間に外界とはどんな場所か子どもなりに認識します。
その後の学校人生に大きく響くのが6歳までの幼稚園。
どうぞ、しっかり選んで親子で楽しい園ライフを満喫してください。
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