感心5歳児 漢検6級


朝日新聞
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◎佐世保の女児合格 ゲーム感覚で次々昇級

佐世保市の5歳の幼稚園児が、
日本漢字能力検定協会(京都市)の漢字検定で
小学5年生修了レベルの6級に合格した。
同年代で年に数人程度しかいない快挙。
協会の担当者は「素晴らしい」とたたえる。

合格したのは佐世保市大潟町の女児。
6月にあった検定試験で合格した。

「漢字がパズルみたいで楽しい」と女児。
小さいころから本好きで、2歳ごろから
「絵本の漢字を『なんて読むの?』と聞いてきた」と
母親は振り返る。
前に通っていた幼稚園が
漢字教育に熱心だったことも影響しているという。

成長するうち街にある看板の漢字も読めるように。
近くの学習塾で検定試験があったことから、
4歳だった昨年2月に最もやさしい
10級(小学1年生修了レベル)に初挑戦し合格した。

「漢字を組み合わせるようになった
9級のころからおもしろくなってきた」と 女児 。
検定試験は6、10、2月と毎年度3回ある。
その後も1級ずつ級を上げ、順調にクリア。
今年2月に7級(4年生修了レベル)に合格した。

6級試験もいつものように、
1~2カ月前から問題集の漢字を
学習帳に書き写す練習を繰り返して挑んだ。
読みは得意で、「書きがむずかしかった」。
それでも200点満点で154点と合格ラインを超えた。

観測、評価、貿易、礼状、混雑、衛星――。
過去の6級試験ではこうした漢字の書き取り問題が出た。
ほかにも読みや筆順、対義語、熟語づくりなど
様々な問いがあり、
「漢字を理解していないと解けない」(検定協会広報)という。

まもなく6歳。合格時は5歳だが、
協会によると、扱いは幼稚園年長になり、
この年代の6級合格者は昨年度3人、
一昨年度6人しかいなかった。

「ゲーム感覚でクリアしていくのが楽しいようです」と母親。
10月には5級(6年生修了レベル)に挑戦するつもりだ。

ちなみに将来の目標は「漢字博士」ではなく、
「バレー(ボール)の選手になりたい」という。
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